@マークぐるりん | ムサビ通信とアート、経営コンサルタント

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2018-Pe-08. Part.6 武蔵野美術大学へ入学書類を出しました

20183月10日。武蔵野美術大学の通信課程 デザイン情報学科 コミュニケーションデザイン

コース志望として入学願書を出し、手続きをしてきました。

 

合わせて、同日武蔵野美術通信課程の卒業制作展に行ってきましたのでご報告させていただきます。

 

 

JR中央線 国分寺駅の北口を出て、北口からバスに乗って向かうルートで行きました。

 

途中、津田塾大学白梅学園などを通過しのどかな公園と閑静な住宅街の中をバスに揺られ。

20分ほどでしょうか。ほどなくして、ムサビ・MAU・武蔵野美術大学の正門にたどり着きます。

 

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まず向かうのは、コミュニケーションデザインコース、デザインシステムコースの展示です。

こちらは11号館。ムサビに入ってから右手に進んだ建物の地下に配置されていました。

 

 

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下記はリアルタイムツイートです。

コミュニケーションデザインコースの今年の卒業制作の中でも特に興味を引いたのが、

下記の作品でした。

 

「水音の向こう側」という、水の流れと物語の2要素。それを2種類の映像で 見せる興味を

惹かれる展示でした。

 

Blue: 

水が物語の起点、昔日。川遊びをしていて靴を流してしまったことがあるかも

しれない。その靴はどこにありますか?どこに流れていきますか?

流れた先で学校の校庭の横を通り過ぎるかもしれない。それを運ぶ水の記憶は、その靴の

持ち主をどこか思い出しながら、それを海へ運んでいく。

 

Rust:

川が流れていた。人が住み着き、戦争が終わり高度経済成長を迎える際にも川はあった。

初めその川は綺麗で、染め物ができていた。けれど、やがて工場がにょきにょきと建ち

川は錆色に染まっていく。その工場も働く人が都会に出ていく中で、廃れ川は少しずつ

昔の様を取り戻していく。そこにはいつしか、川遊びをする子供たちの姿も見ることが

できるようになった。

 

作者の方が意図した物語の循環ではないかもしれませんが、展示と静かな映像を見ている

中で思い浮かべたのが上記のストーリーです。

靴や靴の絵自体は展示されていました。

 

  

かなり興味深くよいものを最初からみれたなという満足感の中で、もう一つ興味深い展示

がありましたので紹介させていただきます。

 

一枚一枚のスライドにはすこしづつ黄色が乗っていて、けれど全体としてみた時には

きちんとバナナになる。こういった作品はやっぱり肉眼でみると楽しいなと思います。

 

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そのあとはEMUというムサビ構内にあるパン屋でパンを食べつつ、絵画コースの方々の

卒業制作展を観賞しにいきました。

 

絵画コースの卒業制作展はカンバスがとても大きいのと独特のああー美術室で嗅いだ匂い

だというそこはかとない郷愁に駆られつついろいろと鑑賞させていただきました。

 

 

 以上、武蔵野美術大学の通信課程の卒業制作展に行って感じた様々なことなどをつづ

らせていただきました。

 

 

 

kusuharyou.hateblo.jp

 

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