@マークぐるりん | ムサビ通信とアート、経営コンサルタント

外資系コンサル畑にいるアート好きビジネス侍のコラム@元ムサビ通信ブログ

2018-Pe-02. Part.1 ムサビ通信への進学を思い至るキッカケ

〇ムサビへの道。目指した理由、切っ掛け、それから

 

初投稿記事を見た友人から学会プレゼンやビジネスでの発表内容を無理矢理に言語化しているようだ。

 

ブログにはなじまず、情報量が多すぎて読む気がなくなるという指摘を受けました。

 

反省して、「Part.1 思い至る切っ掛け」からブログに合わせたエントリで書いていこうと思います。

まだまだブログライクな形で書けていないかもしれませんが、日々精進していこうと思います。

 

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【ハチミツとクローバー 1】

6畳+台所3畳フロなしというアパートで貧乏ながら、結構楽しい生活を送る美大生・森田、真山、竹本の3人。そんな彼らが、少女のように小さく可憐な女の子・花本はぐみと出会い…!?

 【出版】講談社 【著】羽海野チカ 

 

美大というものをカタチ、あるいは実感を持って初めて認識した経験。それは大学卒業後に見た「ハチミツとクローバー」でした。

それまでの美大というのは存在していることは知っていても、例えば「宝塚音楽学校」や「トヨタ名古屋自動車大学校」「東京海洋大学」「東京農業大学」といった教育研究機関と同様のイメージを抱いていました。

 

つまり、その分野に関わる意思をもっている人が目指す場所であって、それ以外の人には関わりのないどこか遠い場所という意味合いです。

 

例えば、武蔵野美術大学あるいはムサビと聞いて何を思い浮かべるでしょうか。

 

この問いは人それぞれで異なった結果になると思います。

 

このブログを読みに来られる方がどういった属性の方になるのか、なかなか現段階では予想がつきにくいです。

ただ、想像するに人によってはまったく聞いたことのない大学だと思い浮かべる方もいるでしょうし、あるいは美大出身者や近親や友人が美大に通っている、卒業しているという方もいるかもしれません。

 

実のところ、武蔵野美術大学(略称:ムサビ)は、東京の美大・藝大の中で多摩美術大学と双璧を成す大学です(美大界の早慶に相当)。

元々は帝国美術学校で一つの学校だったものが、分離して武蔵野美術大学と多摩美術大学になったという経緯があります。

 

そんな武蔵野美術大学へ通ってみたいという考えが芽生えたきっかけは「最後の秘境 東京藝大―天才たちのカオスな日常―」という本でした。

 

この本は東洋経済オンラインの記事でも出ており、日別のランキングやいいね数のランキング等でTopを数日は飾っていた記憶がありましたので、読まれた方も多いかもしれません。

 

私自身東洋経済の記事で興味を持って電子書籍版のこの書籍を購入するに至ったので、後からこの記事を読んでおいてよかったと思ったものです。

  

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【最後の秘境 東京藝大:天才たちのカオスな日常】

入試倍率は東大の3倍! 

卒業後は行方不明多数!!

「芸術界の東大」の型破りな日常。

 

才能勝負の難関入試を突破した天才たちは、やはり只者ではなかった。

口笛で合格した世界チャンプがいると思えば、

ブラジャーを仮面に、ハートのニップレス姿で究極の美を追究する者あり。

お隣の上野動物園からペンギンを釣り上げたという伝説の猛者は実在するのか?

「芸術家の卵」たちの楽園に潜入、

全学科を完全踏破した前人未到の探訪記。

【出版】新潮社 【著】 二宮 敦人

 

記事「カオス!東京芸術大学は「最後の秘境」だ」 http://toyokeizai.net/articles/-/136359

 

とにもかくにも貪るように読んだこの本で美大への関心が芽生え、美大というワードにアンテナをはるようになっていきます。

 

ここまで、美大へ進学するにあたっての直接の切っ掛けとして上述した本を上げる形になりました。

 

ただ、そもそも根っこの部分でアートや美術については、大学時代までは興味はありませんでした。中学、高校と美術の授業については可もなく不可もなくといった成績でしたし、一時期木工作にハマった時期はありますがそれは長続きはしませんでした。

 

それまで美術に対して興味を持たなかったのに社会人になって持ち始めた経緯、あるいは理由の本当に根っこの部分、美術自体への興味を喚起させてくれたのは神保町の古本屋で見つけた2冊の本でした。

 

それは2013年に瀬戸内海の島々で開催された「瀬戸内国際芸術祭」についてのガイドブックです。

 

多くの島々で様々な現代アートが並べられ、あるいは体験でき、つい何気なく手に取ったその本は2冊合わせて1000円ほどだったと記憶していますが、ともかくもむさぼるように読み、2016年に必ず瀬戸内国際芸術祭へ旅をしようという気持ちを固めることになりました。

 

結局のところ、2016年に瀬戸内国際芸術祭に行ったことで美術への関心、美術へのアンテナについてはそれまでとそれ以後で正反対になりました。

 

本が切っ掛けで美術についての関心を覚え、また別の本が切っ掛けで武蔵野美術大学にいま入学しようとしているわけです。

※この記事を書いている段階では、入学書類などを揃えていますがまだ手続きが完了していません。

 

このブログではそんなこんな徒然や作品制作の経過、日々思ったことなどをつづっていこうと思いますので、何卒よろしくお願いいたします。

 

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美術手帖 2013年 03月号増刊 瀬戸内国際芸術祭2013 公式ガイドブック アートをめぐる旅 完全版 春 [雑誌]

瀬戸内国際芸術祭2013「アートと島を巡る瀬戸内海の四季」の公式ガイドブックが発売になりました!

12の島と2つの港(直島、豊島、女木島、男木島、小豆島、大島、犬島、沙弥島、本島、高見島、粟島、伊吹島、高松、宇野)を徹底紹介! 

各島で展開される作品やイベント、「島を楽しむ、旅の便利情報」に加え、瀬戸内の島々の写真や自然図鑑などの特典ページが満載。

「アートと島を巡る瀬戸内海の四季」に必携の一冊です。」

 

 

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美術手帖 2013年 07月号増刊 瀬戸内国際芸術祭2013 公式ガイドブック アートをめぐる旅 ―――夏・秋 [雑誌]

さぁ、いよいよ灼熱の夏の海だ! 

身体全体で感応する海と空と人間が交響する世界へ、アートを頼りに人々がやってきた。

合言葉は「爺ちゃま、婆ちゃまの笑顔を見よう!」だ。

世界が注目する現代アートの祭典、海を渡って、島々へ出かけよう! 

「アートと島を巡る瀬戸内海の四季」に必携の一冊。」

 

 

kusuharyou.hateblo.jp

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